2000年代~

アニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」

今回は、アニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」の
ときめきポイントをレビューします♪

アニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」をひとことで言うと

 

 

そうなんです。アニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」は、転生王女&天才令嬢の魔法ファンタジーのアニメです。

アニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」のときめきポイント

アニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」のときめきポイントの総合点
ときめきポイント総合点は?|シニアアニメ美術館
ときめきポイント総合点

3.0でした!
アニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」の
ときめきポイント&アニメ詳細レビュー|シニアアニメ美術館
 

 

ここからはアニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」のときめきポイントと一緒に、レビューしていますね♪

ストーリー

ときめきポイント

転生王女と天才令嬢の魔法革命のストーリーは、ズバッというと、二人のかわいい王女と令嬢の物語です。

パレッティア王国第一王女、アニスフィア(通称、アニス)は、5歳の時に前世の知識を思い出します。

そして、それをきっかけに魔法に強い情熱を抱くものの、魔法の適性がなかった彼女は、破天荒にも王位継承権を放棄し、「魔法科学(魔学)」という新たな技術体系を編み出しました。

一方、パレッティア王国筆頭貴族マゼンタ公爵家令嬢で、あらゆる魔法の属性があるユフィリア(通称、ユフィ)は、パレッティア王国、次期国王アルガルド(アニスの弟)の婚約者。

令嬢教育と本人の資質もあって「非の打ち所がない令嬢」でしたが、それゆえ、やっかまれやすくもあったため、ある日、夜会でアルガルドに乙女ゲームの断罪シーンのようにして公衆の面前で婚約破棄をされてしまいます。

すると、そこに飛行魔道具『魔女箒』の制御に失敗したアニスが会場に窓ガラスを打ち破って突入してきて……。

こう言い放ちます。「さてユフィリア嬢行こうか!私が攫ってあげる!」公衆は「え? え、ええええ?!」と驚くことに。

素材集めのために自ら高位の冒険者になって、魔法科学研究に没頭する破天荒な王女アニスと、「次期王妃」としての役割に縛られながら生きてきた、傷心の令嬢という正反対タッグによる王宮百合仕立てなファンタジーです。

主なキャラクターとその声優CV

ときめきポイント

アニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」の主要なキャラクターと声優についてご紹介しますね。

アニスフィア・ウィン・パレッティア 千本木彩花
ユフィリア・マゼンタ 石見舞菜香
リュミエル・レネ・パレッティア 上坂すみれ
オルファンス・ウィン・パレッティア 小野賢章
アルガルド・ウィン・パレッティア 花江夏樹
ミリーユ・フェルメリア 小倉唯
フィオナ・レインフォード 日高里菜
アリス・フェルメリア 大久保瑠美
エミリア・レインフォード 佐藤聡美
カミラ・エヴァンス 内田真礼
マグナス・フォン・ヴァンパイア 内田雄馬
エミリア・フォン・ヴァンパイア 茅野愛衣
ライラナ・フォン・ヴァンパイア 上田麗奈

主人公の片割れ、アニスがあまりに破天荒なので、「どのシーンが面白い」というよりも、「ぐいぐい話にひきこまれてしまう」というのがこの作品の特徴です。

自由闊達で、王位継承権も放棄、冒険者になって素材集めだなんて、「王女なのに何でもありだな?」とツッコミを入れざるを得ないほど、破天荒なアニスがお話を魅力的に見せてくれるので、父王のオルフェンスの苦労はいかばかりかと思いつつも目が離せなくなります。

一方、その親子関係を目の当たりにし、それまで「筆頭貴族のマゼンタ公爵」と「次期王妃候補の令嬢」と公人としての在り方に縛られていたマゼンタ公爵家のグランツとユフィリアの親子としての歩み寄りを見せるあたりが、冒頭1話目、2話目の展開としてはお気に入りのシーンです。なお、この作品に関しては、もともと「小説家になろう」で発表されていた原作であり、書籍・コミック化された際の作品、またアニメ版とそれぞれお話の展開の仕方が異なっているので、その見比べも楽しめるのも面白い点です。

特に書籍・コミック化していた際には婚約破棄のシーンを冒頭シーンとしていたのに対し、アニメ版はアニスの冒険者としての素材集めシーンから始まり、アニスの置かれている状況や人柄、そういう性格になった経緯を丁寧にまとめてくれています。

この辺りは意見も分かれるところだとは思いますが、「書籍やコミックスの展開のほうがよかった」と言われるリスクをとってでも、冒頭シーンを差し替えたところに、アニメ制作スタッフ側の挑戦心が透けて見えてくるのも面白く感じています。

1話目の冒頭から婚約破棄シーンまでは、たしかに説明が多い感があるものの、主題が「魔法革命」なことを考えると、乙女ゲームを予感させる「婚約破棄シーン」冒頭型より、「素材集めシーン」冒頭型のほうが、主題となる「魔法科学の発展」について意識づけさせやすく、二人によってどんな「魔学」が展開させていくるのかなと思いながら見られたので、「むしろ作品全体を通して考えてみた時にはこっちのほうがしっくりくるかも?」と思わせてくれる改変でした。

コミックス派で、まだアニメ版を見てない方は要チェックです。お話が進んでいくと百合展開好きも気に入るシーンが増えていくと思いますが、1話目、2話目を見た時点ではそこまで百合っぽさはなく、「破天荒な王女に目を付けられた『魔法の天才令嬢』」といった雰囲気なので、どんな方でも比較的フラットに見ることができる作品かと思います。

テーマソング・作曲

ときめきポイント

アニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」の音楽の歌手は、声優さんが担当しています。キャラクターそのままの声で歌っています。かわいいです。今の声優さんは、歌えるのはあたりまえなのですね。

作曲 作詞 歌手
OP「Revolution」 佐々木恵梨 結城アイラ 千本木彩花、石見舞菜香
ED「Inevitable」 高橋諒 中村彼方 ユフィリア(石見舞菜香)

 

総評

ということで、すべてのときめきポイントを総合すると、3.0でした!

アニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」は、お話の展開としてはハイファンタジーで、技術革新の仕方は「本好きの下克上」に近しいものを感じますが、「王女」「筆頭公爵家の公爵令嬢」と家柄の良い設定のせいか、アニスもユフィも、ある種「持てる者のおおらかさ」があるキャラクターなので、世知辛さを忘れたい時にもいいかもしれません。

ただシニア世代の私たちには、まぶしすぎる少女たちのお話なので、ときめきポイントとしては、少なくなってしまうかも・・。

昔に戻ってみたい方や、異世界転生してやりなおしたい願望のある方には、向いているアニメです♪

この記事がアニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」を視聴するきっかけになれば嬉しく思います。一緒にアニメで人生を豊かにしましょう!