今回は、
アニメ
「進撃の巨人」の
ときめきポイントをレビューします♪
進撃の巨人をひとことで言うと
そうなんです。
進撃の巨人は、
「心臓をささげよ」って言いたくなる
アニメです。
進撃の巨人のときめきポイント
人類が巨人に支配されていた恐怖、鳥籠の中に囚われていた屈辱を思い出したその日からはじまるストーリーです。
ここからはときめきポイントと一緒に、レビューしていますね♪
ストーリー
ときめきポイント[jinstar1.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
ごめんなさい。進撃の巨人のファンの方には申し訳ないのですが、とにかくたくさんの方が亡くなる物語は、どうしてもときめきポイントがあがらないんです。特に最初のほう・・。
物語としてはとても練りこんであり、素晴らしい作品ですが、ときめきポイントは低評価になってしまいますm(__)m。
でもね。本当は深い愛がテーマの物語。娘は「人類の教科書にしてほしい」と語っています。なのでときめきポイントは低いですが、愛のポイントは5です!大体ときめきポイントに進撃の巨人は入れるな…と。
3つの壁に囲われた中世ヨーロッパ風の町が物語の舞台です。壁の外には人を喰らう「巨人」がいて、そのために、人類は壁の中で生活しています。平和に塀の中で暮らしていた人類でしたが、ある日か巨人によって壁が壊されて、次々に人が犠牲になってしまいます。
時間と犠牲をかけてやっとたどり着いた事実は、実は大きなものを巻き戻していただけだったことに気づいた主人公エレンは何を選ぶのか…。視聴者の心を揺さぶる怒涛の展開が続く物語です!
主人公エレンが闘志に燃える姿は幼くもとても逞しく、頼りにしたくなるものでした。そのエレンがまさかと思う事の連続です。
エレンが何者かがわかった瞬間はどこでしょうか。真相のコアにたどり着くには何年もの時間が必要です。
これでもかというほど表の顔が剥がれていった時に、みている人はエレンにどうあってほしいと望んでいるのか、人それぞれで面白いと思います。
エレンの憧れのエルヴィン団長。団長の堅実さと、兵団員の命を多少の犠牲だと思い込んでいる描写はアンバランスに見えました。
誰も死なせないというコメントが作品を通してなかったように思います。
もちろん申し訳なく思っていないわけではないとは思いますが、そこにエルヴィン団長の求めるものが隠れていたと知ったときには驚きました。
対して血も涙もないようなキャラクターであるリヴァイ兵長。口が悪く、暴力にも慣れています。
しかし実は見直せば見直すほど、このリヴァイ兵長がとてもこころあたたかい人物に思えてくるのです。
己の目標に突き進むためには兵士をもある意味巻き添えにしたエルヴィンに対し、リヴァイは班員へ「死ぬな!生き延びろ!」と伝えているシーンがあります。
冷たくカッコつけに見えて、実は考えていることが多く、彼の中に広がっている世界があるとわかるとき、リヴァイ兵長のファンになる事間違いなしだと思います。
最後までぜひ活躍してほしいと願ったキャラクターです。
わたしがいちばん好きなキャラクターはハンジさんです。
女性なのか、男性なのかも曖昧なような不思議なキャラクターです。とても知的で兵団の核のようであり、熱中した事からはなかなか頭が離れないチャーミングな一面もあります。主役エレンとの初対面のシーンはとても印象的です。
目をきらきらさせているようであり、実は計算高く無駄なことを喋らないよう始めから心積もっていたのではないかとも思えました。とても仲良くやっていたように見えたエレンとハンジさんですが、ファイナルシーズンで険悪になります。
わたしはこの場面がどうしても苦手です。もっと上手くやれる方法があったのではないかとつい考えてしまいます。
話の展開が進む中、割と早々に壁の秘密がわかります。もしこれが全部やつらで出来ていたのなら、と必死に知恵を絞るハンジさんは何度見ても素晴らしいです。
よくはじめにこんなことに気がついたなと、とても感心しています。そうして各々が必死に自由を掴み取ろうとする姿に重い主題がのしかかり、それはわたしたちの世界でも無縁でないと考えさせられます。
伏線回収系、知的で考察系のアニメです。
キャラクター
ときめきポイント
大作アニメなので、登場人物はとても多くなかなか覚えられないと思います。
エレン・イェーガー(主人公)とエレンの幼馴染のミカサ・アッカーマン (ヒロイン)。そしてもう一人の幼馴染アルミンとは深い絆でつながっています。
個性的な外見と性格を持ったキャラクターも多数登場します。また、人間と巨人の種族が対立する設定なので、それぞれの巨人に独特な形態や特徴があります。
さらに、キャラクターの衣装や装備品などのデザインも細かく設定されており、世界観を一層引き立てています。特に、調査兵団が使用する立体機動装置は、デザインが印象的でかっこいいです。
「進撃の巨人」のキャラクターたちは、物語に重厚感や深みを与えるだけでなく、個性的で印象的なので視聴者の心を掴む力があります。
主なキャラクターとその声優CV
ときめきポイント
声優さんたちの演技がすばらしいです!
主人公
- エレン・イェーガー/梶裕貴ミカサ
ヒロイン(エレンの幼馴染)
- アッカーマン/石川由依
(エレンの幼馴染)
- アルミン・アルレルト/井上麻里奈
第104期訓練兵団卒業生
- ライナー・ブラウン/細谷佳正・榎木淳弥
- ベルトルト・フーバー/橋詰知久・観世智顕
- アニ・レオンハート/嶋村侑
- クリスタ・レンズ/三上枝織
- ユミル/藤田咲
- サシャ・ブラウス/小林ゆう
- コニー・スプリンガー/下野紘
- フロック・フォルスター/小野賢章
- ジャン・キルシュタイン/谷山紀章
- マルコ・ボット/逢坂良太
エレンの両親
- グリシャ・イェーガー/土田大・上村祐翔
- カルラ・イェーガー/鷹森淑乃
中央第一憲兵団
- ケニー・アッカーマン/山路和弘
調査兵団
- ハンジ・ゾエ/朴璐美
- ミケ・ザカリアス/三宅健太
- リヴァイ/神谷浩史
- エルヴィン・スミス/小野大輔
憲兵団
- ナイル・ドーク/勝杏里
- マルロ・フロイデンベルク/杉田智和
- ヒッチ・ドリス/渡辺明乃
王家
- ロッド・レイス/屋良有作
- フリーダ・レイス/日笠陽子
- ウーリ・レイス/古川登志夫
駐屯兵団
- ハンネス/藤原啓治・津田健次郎
- ドット・ピクシス/田中正彦
マーレの戦士・戦士候補生
- ジーク・イェーガー/子安武人・山下大輝
- コルト・グライス/松風雅也
- ピーク・フィンガー/沼倉愛美
- ポルコ・ガリア―ド/増田俊樹
- ファルコ・グライス/花江夏樹
- ガビ・ブラウン/佐倉綾音
アニメーション
ときめきポイント
アニメーションはどのシリーズも、丁寧に作られています。丁寧ゆえに、グロテスクな描写が多く耐えられないのは私だけでしょうか。
残虐なシーンが大丈夫な方には楽しめる作品だと思います。
また、与えられた情報を自分なりに色々と考えてみたりするとより楽しめると思います。
刑事ドラマやミステリーものが好みな人におすすめしたいです。
また、シーズンの幾つもある長いアニメこその面白さを理解している人ならばきっと楽しめるのではないでしょうか。
大作アニメを視聴した経験のある人にもおすすめします。
注意が必要なのは、このアニメはかなり多くの人が作中で亡くなっていくということです。
視覚的にかなりショックなものやグロテスクなものもあると思います。
それらも全て伏線であったり、重要なキーワードである場面もあるのですが、血や被害者をどうしても見るのが苦手な人、怖い人は注意が必要です。
イメージとしては『鬼滅の刃』のファンの方は『進撃の巨人』もとてもたのしく見ることができるのではないでしょうか。こちらはコミックを既に読んだ人もアニメ版をぜひ見てほしいです。
立体機動装置の動きはとても俊敏でカッコいいです。
音楽
ときめきポイント
2009年から別冊少年マガジン連載されている諌山創による漫画を原作にしたアニメ作品です。アニメーション制作は、後に『鋼鉄城のカバネリ』や『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』を手がけた「WIT STUDIO」。壮大なストーリー展開に重みを増してくれます。
テーマソング・作曲
ときめきポイント
これまで放送された進撃の巨人は、
- シーズン1、2013年4月から9月
- シーズン2、2017年4月から6月
- シーズン3Part.1、2018年7月から10月
- シーズン3Part.2。2019年4月から7月
- シーズン4(The Final Season)2020年秋
の放送でした。
オープニングソングもエンディングテーマソングもたくさんあります。
作品が重いテーマなので思い出すと苦しくなる・・・。そんなオープニングテーマソングです。
【OPテーマ】
OP1「紅蓮の弓矢」Linked Horizon
OP2「自由の翼」Linked Horizon
OP3「心臓を捧げよ!」Linked Horizon
OP4「Red Swan」YOSHIKI feat.HYDE
OP5「憧憬と屍の道」Linked Horizon
OP6「僕の戦争」神聖かまってちゃん
【EDテーマ】
ED1「美しき残酷な世界」日笠陽子
ED2「great escape」cinema staff
ED3「夕暮れの鳥」神聖かまってちゃん
ED4「暁の鎮魂歌」Linked Horizon
ED5「Name of Love」cinema staff
ED6「衝撃」安藤裕子
総評
アニメ進撃の巨人は、シーズン1からファイナルまでシリーズで何作もあり、ハイクオリティなアニメーションと複雑なストーリー展開が特徴的なダークファンタジーアニメであり、多くの人におすすめできます。
以下のような人に特におすすめです♪
- ダークな世界観が好きな人
- 巨人やファンタジー要素に興味がある人
- 意外な展開やサプライズが好きな人
- キャラクターの成長やストーリーの深さに感動したい人
- アクションや戦闘シーンが好きな人
- 深い愛の物語が好きな人
ただし、「進撃の巨人」はグロテスクな表現や暴力シーンが多いため、苦手な人もいるかもしれません。その点に注意して視聴することをおすすめします。
ということで、すべてのときめきポイントを総合すると、2.5でした!
進撃の巨人は、戦闘シーンや人が亡くなるシーンが多く、胸が苦しくなり、私には向いていませんでした。・・・ので、ときめきポイントは低いですが、作品としては、クオリティも高いですし音楽もすばらしいです。
そして、なんといっても、ときめきは少ないですが、宇宙戦艦ヤマト以来の人類愛がテーマのアニメだと感じました。私たちの世代は宇宙戦艦ヤマトで平和の大切さや地球環境などについて考えたと思いますが、今の世代の子供たちは、進撃の巨人で、感じるのかもしれません。
ということでときめきポイントを振り分けました。現代においてとても考えさせられるアニメだと感じました。
この記事がアニメ「進撃の巨人」を視聴するきっかけになれば嬉しく思います。一緒にアニメで人生を豊かにしましょう!