今回は、アニメーション映画「聲(こえ)の形」の
ときめきポイントをレビューします♪
アニメーション映画「聲の形」をひとことで言うと
そうなんです。アニメーション映画「聲の形」は、「音のない世界での友情と成長の心温あたたまる」アニメです。
アニメーション映画「聲の形」のときめきポイント
ここからはアニメーション映画「聲の形」のときめきポイントと一緒に、レビューしていますね♪
ストーリー
ときめきポイント
アニメーション映画「聲の形」のストーリーは、
聴覚障害を持つ少女をきっかけに、翻弄されるキャラクターたちを描いた青春映画です。人気漫画家、大今良時の同名漫画作品を劇場版アニメーション化されました。
小学生の主人公が調子に乗って、聾者であるヒロインをいじめてしまったことから、互いの心に深い傷を抱えてしまうという内容。
原作に負けずアニメになっても心に響く作品となっています。ガキ大将だった主人公がヒロインのいじめをきっかけに立場が逆転し、周囲から拒絶された先に死を望むことになります。
対してヒロインも耳が聞こえないという障害を盾に傲慢になってしまっていたことも2人で対峙してわかったことで二人の気持ちがわかるだけにくるしくなります。
タイトルの「聲」には直接耳で聞くことのできる声だけでなく、人の心の声、気持ちが込められているのかなと感じています。
主なキャラクターとその声優CV
ときめきポイント
アニメーション映画「聲の形」の主要なキャラクターと声優についてご紹介しますね。
どのキャラクターも魅力的ですが、特に西宮硝子ちゃんのの表情や仕草がとても可愛らしく、彼女の心情に寄り添うような演出が印象的でした。
また石田将也くんがとても人間的で魅力的なキャラクターだと思います。彼は小学生のときに西宮硝子をいじめてしまったことを深く後悔し、自分を責め続けてきました。
でも、高校生になってから硝子と再会し、彼女と友達になろうと努力し、自分の過去の罪を償おうとするだけでなく、硝子の幸せを願い、周囲の人々とも関係を修復しようとしますが、なかなかうまくいきません。
自分の気持ちを素直に表現できないこともありますが、それでも諦めずに前向きに生きようとします。石田将也くんは自分の殻を破り、人と心を通わせることの大切さを学んでいくのですが、そんな不器用ながら少しずつ成長する姿や変化に感動しました。
キャラクター | CV |
---|---|
石田将也 小学6年生のときに聴覚障害のある西宮硝子をいじめてしまい、その後自分もいじめられるようになる。高校生になってから硝子と再会し、友達になろうとする。 |
入野自由 |
西宮硝子 先天性の聴覚障害を持つ少女。小学6年生のときに石田将也のクラスに転校してくるが、いじめられてしまう。高校生になってから石田将也と再会し、彼に惹かれていく。 |
早見沙織 |
西宮結絃 西宮硝子の妹。硝子を溺愛しており、石田将也に対しては敵意をむき出しにする。しかし、次第に彼を認めていく。 |
悠木碧 |
永束友宏 石田将也の高校の同級生。石田将也と仲良くなり、彼を手話サークルに誘う。明るく社交的な性格だが、裏表がある。 |
小野賢章 |
植野直花 石田将也の小学校の同級生。西宮硝子をいじめていた一人だが、高校生になってからは反省しており、硝子と仲良くなろうとする。 |
金子有希 |
佐原みよこ 石田将也の小学校の同級生。西宮硝子と仲良くしていた数少ない人物だが、高校生になってからは彼女と距離を置くようになる。 |
石川由依 |
川井みき 石田将也の高校の同級生。永束友宏の幼馴染で、彼に好意を寄せている。西宮硝子や植野直花とは不仲である。 |
潘めぐみ |
真柴智 石田将也の高校の同級生。無口で無表情な性格だが、石田将也たちと親しくなる。 |
豊永利行 |
島田一旗 | 西谷亮 |
広瀬啓祐 | 増元拓也 |
竹内先生 | 小松史法 |
石田美也子 | ゆきのさつき |
西宮八音 | 茅野愛衣 |
西宮硝子の母 | 高橋理恵子 |
西宮硝子の父 | 大塚明夫 |
石田将也の父 | 田中正彦 |
石田将也の母 | 大原さやか |
テーマソング・作曲
ときめきポイント
アニメーション映画「聲の形」の音楽は、とても美しくて、心に残ります。牛尾憲輔さんの音楽は、作品の繊細な世界観を完璧に表現していて、映画の感情的なインパクトを高めるのに一役買っています。
私は特に、映画の冒頭で流れる「祈りの詩」という曲が大好きです。この曲は、硝子の孤独と疎外感を表現していて、とても切なく美しい曲です。この映画の音楽は、映画体験に欠かせない要素だと思います。
曲 | 作曲 | 作詞 | 歌手 |
---|---|---|---|
OP「小さな祈りの詩」 | 牛尾憲輔 | 中田ヤスタカ | chay |
ED「言の葉の庭」 | 牛尾憲輔 | 岩井俊二 | 早見沙織 |
総評
ということで、すべてのときめきポイントを総合すると、4.0でした!
アニメーション映画「聲の形」は、2016年に公開された大今良時さんによる同名の漫画が原作です。
山田尚子さんが監督を務めました。この映画は、子供時代のいじめが、大人になっても人々の心に与える影響を描いた物語です。
この映画の見どころはなんといっても、美しいアニメーション、繊細な演出、そして心に残るキャラクターです。さまざまな分野から高く評価されています。
第40回日本アカデミー賞では優秀アニメーション作品賞を受賞し、第20回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、東京アニメアワードフェスティバル2017アニメ オブ ザ イヤー作品賞 劇場映画部門グランプリなど、数々の賞を受賞しています。
この映画は、誰もが一度は観るべき、素晴らしい作品だと思います。人の心の奥底にある痛みや孤独を描いた、とても美しく、感動的な映画です。
この記事がアニメーション映画「聲の形」を視聴するきっかけになれば嬉しく思います。一緒にアニメで人生を豊かにしましょう!